WindowsのSafariで【background】が効かない時の原因と対処方法
- 2016/02/09
- HowTo
- background, css, ショートハンド, トラブル
最近cssではショートハンドを使って記述するのが当たり前になってきたので(ショートハンドの詳細はこちら)、今回トラブルとなった【background】でも、普通にショートハンドで記述していました。ですが、いざクロスブラウザチェックをしてて『???』となったのが、WindowsのSafari(5.1.7)でした。
ちなみにもうAppleでは、Windows版のSafariを公式に配布はしていない(ダウンロードできない)んですね。という訳で、Windows版のSafariは[5.1.7]が最新(最終?)となるようです。(2016/2時点)
原因と対処方法
早速ですが、今回トラブルになった記述はこれです。
#WebDesign-ABC{ background: #ABCABC url(../images/Web-design-ABC.jpg) no-repeat fixed left top / 123px 456px; }
普通に【background】のショートハンドで記述しただけです。(【background】のショートハンドの詳細はこちら)
原因
css3から採用された【background-size】をショートハンドで使った事が原因だったようです。ちなみに、いつものトラブルメーカー『Explorer』でも問題なかったので、今回WindowsのSafariで表示されなかったのには少々驚きました。。
対処方法
【background】のショートハンドから、【background-size】のみ分離させます。
#WebDesign-ABC{ background: #ABCABC url(../images/Web-design-ABC.jpg) no-repeat fixed left top; background-image: 123px 456px; }
これでOK!
なのですが、なんかしっくりきませんよね。。せっかくショートハンドで綺麗に書いてるのに、わざわざ分離させないとダメなんて。。
まとめ
Safariは上記でも書きましたように、もうAppleからは新しいバージョンは今の所出す予定なさそうなので、【background-size】を記述する必要があり、WindowsのSafariもきちんと対応したい方は、残念ながら今の所(2016/2現在)この書き方するしかなかそうです。
Google AdS
関連記事
【文字コード変換ツール】:before :afterの擬似要素などでの日本語の文字化け対策:原因・対処(回避)方法
以前から:before :afterなどの擬似要素で、contentプロパティに日本語を入れて使用していたのですが、『文…
WordPressの管理画面でタグをカテゴリーのように選択する&一括で選択解除するボタンも設置する:オリジナルカスタムフィールドの記述方法
Webの知識がない方でも簡単にページ作成や修正ができるよう、オリジナルのカスタムフィールドを使って投稿を管理できるように…
『WinSCP』をMacで使えるようにする方法!!
FTPソフトの中では、やはり『WinSCP』が一番使いやすいです。でも、Macでは普通には使えません。。FileZill…
WordPressのデータベースのテーブル接頭辞を、phpMyAdminで変更する方法
最近サーバーを変更してWordPressの引っ越しをしたのですが、引っ越し前のサーバーの初期設定でWordPressのデ…
WordPress:プラグイン”RSSImport”を使って気になるサイト等の最新情報を表示させる方法
前回はRSSのボタンを自分のサイトに表示させる方法を書いたのですが、今回は自分のサイト以外(勿論自分のものもOK!)の気…