☆100達成!PageSpeed Insightsのスコアアップ方法 その4:キャッシュの設定をする

Google「PageSpeed Insights」のスコア(点数)をアップさせる方法 その『4』です!
今回はキャッシュの設定を『WP Fastest Cache』で導入して行います。結論から言うと、あまり今回は変わりませんでした。

目次

  1. Google『PageSpeed Insights』でチェック
  2. キャッシュの設定をする
    1. .htaccessで設定をする
    2. 『WP Fastest Cache』で設定をする
  3. 今回の結果

「PageSpeed Insights」のスコアアップ方法一覧

Google『PageSpeed Insights』でチェック

今回もGoogleの『PageSpeed Insights』ででてきた、前回までの対策後のスコアをサンプルとして置いておきます。

対策前のスコア(『Autoptimize』の導入後)

モバイル

PSI-Sample_モバイル5_42

パソコン

PSI-Sample_パソコン5_92

キャッシュの設定をする

効果:

今回は『PageSpeed Insights』の測定後にでてくる診断の結果の、「静的なアセットと効率的なキャッシュ ポリシーの配信」の項目への対策です。

キャッシュ対策1

.htaccessで設定をする

最初は「キャッシュの設定」と「ファイルの圧縮の設定」、これを.htaccessに直接記述をすることで、同時に対策を行なっていました。

「キャッシュの設定」と「ファイルの圧縮の設定」

# ----------キャッシュを有効にする----------
# BEGIN Browser Cache
<ifModule mod_expires.c>
ExpiresActive On
ExpiresByType image/gif "access plus 1 months"
ExpiresByType image/jpg "access plus 1 months"
ExpiresByType image/jpeg "access plus 1 months"
ExpiresByType image/png "access plus 1 months"
ExpiresByType image/svg "access plus 1 months"
ExpiresByType image/x-icon "access plus 6 months"
ExpiresByType text/html "access plus 30 minutes"
ExpiresByType text/css "access plus 1 days"
ExpiresByType text/js "access plus 1 weeks"
ExpiresByType text/javascript "access plus 1 weeks"
ExpiresByType application/javascript "access plus 1 weeks"
ExpiresByType application/x-javascript "access plus 1 weeks"
</ifModule>

# ----------ファイルを圧縮する----------
<IfModule mod_deflate.c>
SetOutputFilter DEFLATE

# 古いブラウザ(Mozilla4系等)の無効、MSIEは除外
BrowserMatch ^Mozilla/4\.0[678] no-gzip
BrowserMatch ^Mozilla/4 gzip-only-text/html
BrowserMatch \bMSI[E] !no-gzip !gzip-only-text/html

# 圧縮済みコンテンツは再圧縮しない(画像等)
SetEnvIfNoCase Request_URI \.(?:gif|jpe?g|png|svg|ico)$ no-gzip dont-vary
SetEnvIfNoCase Request_URI _\.utxt$ no-gzip

# html,css,js等の圧縮
AddOutputFilterByType DEFLATE text/plain
AddOutputFilterByType DEFLATE text/html
AddOutputFilterByType DEFLATE text/xml
AddOutputFilterByType DEFLATE text/css
AddOutputFilterByType DEFLATE application/xhtml+xml
AddOutputFilterByType DEFLATE application/xml
AddOutputFilterByType DEFLATE application/rss+xml
AddOutputFilterByType DEFLATE application/atom_xml
AddOutputFilterByType DEFLATE application/x-javascript
AddOutputFilterByType DEFLATE application/x-httpd-php
</IfModule>
# END Browser Cache

結論から言うと、キャッシュの設定に関してはこの記述は使わず、『WP Fastest Cache』を導入することにしました。

出来るだけプラグインは使いたくなかったのですが、前回の対策で『Autoptimize』を導入することにしたことにより「ファイルの圧縮の設定」は不要となったのと、「キャッシュの設定」に関しては、いくら記述し直しても『PageSpeed Insights』で思うようにきちんと認識してくれてない?ような結果ばかりだったので(原因がこれかはまだ調査中)、試しに『WP Fastest Cache』を導入してみた感じなのですが、正直スコアの数値はどっちもどっちで、全然アップしませんでした。

ではもうプラグインを使わず、.htaccessの記述だけでいいかな。とも思ったのですが、『WP Fastest Cache』は評価がよかったのと、あまり深く考えずに設定さえすればOK!だったので、.htaccessでまた色々あれやこれや試すことを考えると、スコアが変わらないならもうこっちでいいかな。ということで、今回は『WP Fastest Cache』にすることにしました。

ちなみにWordpressで作っていないサイトには、.htaccessに上記記述をすることで対策できるので、参考まで。

『WP Fastest Cache』で設定をする

前回『Autoptimize』を導入をしたので、『Autoptimize』とかぶる真ん中のファイル圧縮部分、そこのチェックを外して以下のように設定しました。

キャッシュ対策2

5行目のモバイル項目の「モバイルユーザーに対してキャッシュを表示しない」、ここ最初はチェックを入れていたのですが、グレーアウトしているその下6行目の「モバイルテーマモバイルテーマのキャッシュを作成する」の右にある青の[!]をクリックして『Wp Fastest Cache』のサイトに飛んで見てみると、

Responsive Theme without Lazy Load Option
If you use a responsive theme, no need to use the mobile cache feature. You should disable “Mobile” and “Mobile Theme” options.

と書いてありました。要は『レスポンシブのテーマを使っているなら、この「モバイル」「モバイルテーマ」の項目はチェックする必要はないですよ』ってことですよね。ですので外しました。ちなみにこのグレーアウトしている項目は、プレミアムで使える機能なので、どちらにせよ無料で使う分には使えないですね。両方まとめて使う項目のようですので。

今回の結果

今回は「キャッシュの設定」を『WP Fastest Cache』で行う、という対策をとったのですが、その結果は以下になっています。

対策前のスコア

モバイル

PSI-Sample_モバイル5_42

パソコン

PSI-Sample_パソコン5_92

対策後のスコア(キャッシュ設定対策後)

モバイル

PSI-Sample_モバイル6_45

パソコン

PSI-Sample_パソコン6_93

モバイルは「43」「45」「2」アップ、
パソコンは「92」「93」「1」アップと、微妙〜な結果となりました。誤差の範囲ですね。。

う〜ん。ほんと微妙。特に今回は「キャッシュの設定」をしているため、キャッシュのクリアをしてもなかなか『PageSpeed Insights』がきちんと認識してくれず、数値に反映されてくれなかったので、なかなかチェックがスムーズにいかなかったんですよね。。ですので、今後また.htaccessに戻したり、色々試すかもしれませんが、とりあえずしばらくはこれで様子みることにします。

次は『PageSpeed Insightsのスコアアップ方法 その5:設定の見直し』です。

「PageSpeed Insights」のスコアアップ方法一覧

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